インフラエンジニアとは？なるために必要な知識も解説
はじめに
こんにちは、当ブログ管理者です。
この記事を読んでいただいているということは、IT系のお仕事に興味をお持ちではないでしょうか？
ただ、IT業界にはさまざまな職種があり、自分に合った職種が何か悩んでしまうこともあるでしょう。職種によって求められる知識やスキルが異なるため、特に未経験からIT業界への転職や就職を考えている方にとっては、この選択がとても重要です。選択を誤ると、後で「こんなはずじゃなかった…」と後悔することにもなりかねません。
そこで今回は、IT系の職種の中でも「インフラエンジニア」に焦点を当て、その仕事内容とキャリアパスについてご紹介します。
また、以下では様々なプログラミングスクールの特徴についてまとめています。
スクール選定にあたって参考にしてみてください。
インフラエンジニアとは？
今までITに触れてこなかった人は「インフラエンジニア」という言葉を聞いたことがないかもしれませんが、彼らは私たちが日常的に使うインターネットやコンピューターを支える、とても重要な仕事をしている人たちです。
簡単に言うと、インフラエンジニアは「インターネットがちゃんと動くようにする人」です。普段、インターネットで何かを調べたり、メールを送ったり、オンラインゲームをしたりしますよね。それらがスムーズにできるのは、インフラエンジニアのおかげなんです。
以下は、インフラエンジニアがしている仕事の一部です。
- コンピューターを動かす
例えば、あなたが使っているスマートフォンやパソコンは、ただの箱のようなものですが、そこにはたくさんのデータが入っています。インフラエンジニアは、このデータを安全に保つための「大きなコンピューター」を管理しています。 - インターネットをつなぐ
インターネットがつながるのは当たり前と思っているかもしれませんが、実はその裏には、インフラエンジニアが「インターネットの道」を整えてくれているからなんです。彼らがいないと、インターネットが使えなくなるかもしれません。 - データを守る
私たちの情報が悪い人に盗まれないようにするのも、インフラエンジニアの仕事です。例えば、銀行の口座情報や大切な写真が安全に保たれるように、彼らがいろいろな工夫をしています。 - クラウドを使う
クラウドという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これはインターネット上にある「大きなデータ置き場」のようなものです。インフラエンジニアは、このクラウドを使って、みんながどこでもデータにアクセスできるようにしています。 - 問題が起きたときの対応
もしインターネットがつながらなくなったり、コンピューターが動かなくなったとき、すぐに直してくれるのもインフラエンジニアです。彼らがいるおかげで、私たちは安心してデジタルな世界を楽しむことができます。
インフラエンジニアのキャリアパス
ここではインフラエンジニアのキャリアパスについて3つ紹介します。
また各ポジションで想定されるインフラエンジニアの年収についても書きます。ただしこれは経験やスキル、勤務する企業の規模や地域によって大きく異なるため、一般的な目安を示します。
プロジェクトマネージャーになる
多くのインフラエンジニアは、最初に現場の実務からスタートし、徐々にプロジェクトの企画や設計といった上流工程の経験を積んでいきます。その結果、プロジェクトマネージャー（PM）やプロジェクトリーダー（PL）として、チーム全体を統括・管理するポジションに進むのが、インフラエンジニアとしての一般的なキャリアアップの一つです。
年収は約700万～1,200万円以上になることが一般的です。大規模なプロジェクトを担当する場合や、大手企業でのPM経験があると、さらに高い年収を得ることが可能です。
ITスペシャリストになる
インフラエンジニアとして幅広い業務を経験した後、特に興味や得意分野があるサーバーやネットワークなどの専門領域に特化し、その分野のエキスパートとしてプロジェクトに貢献する道もあります。こうした専門家は「ITスペシャリスト」として、より高度な技術力を活かしたキャリアを築くことができます。
専門領域に特化した場合、年収は約600万～1,000万円程度です。高度な技術スキルを持つスペシャリストとしての評価が高まると、さらなる収入アップが期待できます。
ITコンサルタントになる
豊富な経験とスキルをもとに、ITコンサルタントとして活躍するキャリアパスもあります。ITコンサルタントは、クライアント企業の経営課題を解決し、目標達成をサポートするために、ITの専門知識を活かして助言や提案を行う役割です。この職種では、プロジェクトマネジメントのスキルや最新技術の知識、さらにはビジネス全般の理解が求められます。さらに、常に学び続ける姿勢が重要です。
年収は約800万～1,500万円程度です。大手のコンサルティング会社で働く場合や、特に難易度の高いプロジェクトを成功させた実績があると、さらに高い年収を得ることができるでしょう。
インフラエンジニアになるには？
インフラエンジニアになるには、コンピューターやネットワーク（インターネットの道のようなもの）についての勉強が必要です。
初心者向けに簡単に説明します。
ネットワークの基礎知識
- ネットワークとは？
コンピューター同士をつないで情報をやり取りする仕組みのことです。例えば、インターネットもネットワークの一種です。 - IPアドレス
コンピューターがネットワーク上でやり取りするための「住所」のようなものです。 - ルーターとスイッチ
ルーターはネットワーク同士をつなぐ機械で、スイッチはネットワーク内の機器同士をつなぐための機械です。
2. サーバーの知識
- サーバーとは？
大量のデータを保存したり、ウェブサイトを動かしたりするための特別なコンピューターです。 - LinuxとWindows Server
サーバーを動かすための基本的なソフトウェア（OS）の種類です。多くのサーバーがLinuxを使っていますが、Windows Serverもあります。
3. クラウドの基礎知識
- クラウドとは？
インターネット上にデータを保存したり、ソフトウェアを動かしたりするサービスのことです。Google DriveやDropboxのようなサービスがその一例です。 - クラウドサービス
企業向けには、Amazon Web Services（AWS）やMicrosoft Azureなどがあり、これらを使ってサーバーをインターネット上で動かすことができます。
4. セキュリティの知識
- セキュリティとは？
コンピューターやネットワークを悪意のある攻撃から守るための知識です。パスワードの設定やデータの暗号化などが含まれます。 - ファイアウォール
外部からの攻撃をブロックするための仕組みで、家のドアの鍵のような役割を果たします。
5. 基本的なトラブルシューティング
- トラブルシューティングとは？
コンピューターやネットワークで問題が起きたとき、それを特定して解決するための方法です。何が原因で問題が発生したのかを探るスキルです。
6. バックアップの知識
- バックアップとは？
大事なデータを別の場所にコピーして、万が一データが消えてしまったときに復元できるようにすることです。
7. スクリプト言語
- スクリプト言語とは？
コンピューターに指示を与えるための簡単なプログラミング言語です。例えば、作業を自動化するために使われます。PythonやBashなどがよく使われます。
インフラエンジニアになりたいと思った方へ
ここまでインフラエンジニアについて説明してきました。インフラエンジニアに興味を持った方もいるかもしれません。
ただ、「インフラエンジニアになるために勉強しなければならないことが多くて不安…」という方もいるでしょう。
実際、インフラエンジニアはその名の通り情報通信に必要な基盤にかかわるため多くの専門知識を求められます。
そのためすべてを独学で身に着けようとするのは困難です。
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さいごに
